学校に着いて、 桃子の居る教室に急いだ。 足が痛くて、走れないけど。 「も、桃子ぉっ!!」 「ごきげんよう♪ 奈央、どうかしたの?」 「ちょっと話があるの! 聞いてくれる?」 「ええ、いいけれど…」 あたしは桃子を連れて、 屋上までエレベーターに乗った。