「あと15分しかないし、今日はこの辺にしとくか!いつも真剣に頑張ってるしな。」 「…ありがと。」 片付けを始めた雄輔に私はずっと気になっていた事を聞いてみることにした。 「ねぇ…彼女とかって居んの?」 雄輔は私に背中を向けてカバンの中を整理して、それが終わると私の隣に座って… 「知りたい!?」 と、いじわるな顔をする。 こいつ、Sなのか? とか一瞬思ったが、素直に 「うん、知りたい。」 と、私は答えていた。 雄輔は少し驚いていたけど、少したって 「…居るよ!」 って答えてくれた。