そして、七乃芽の祖母は部屋をでていった。 俺は、必死に七乃芽の傷口を押さえていたハンカチに目を向けた。 俺のハンカチは真っ赤に染まっていた。 ハンカチなんてどうでもいい・・・。 でも、七乃芽は本当に大丈夫なのか・・・。 俺は何もしてあげられないのか・・。 ―ピーポーピーポー♪ 遠くから聞こえてくる音。