8人+αの家族物語

はやとはあのあとすぐに…あっあねと彼氏の部屋、みずきとせりのところに行きました。

―コンコン―

―コンコン―

『お兄〜さーん?』

声をかけて見るが反応はありません。
あっちょっと不機嫌になりました。
というかさっきの勝負の後から機嫌が少々悪いみたいです。


『お兄さん?・・・みずきさん?』
『・・・。』
『ムカッ)…ご飯なくなっちゃいますよ~?』
『・・・。』
『ムカッ。ムカッ)…はやくおーきーてー!!』

イライラをおさえながら呼びかけるものの一向に起きる気配がない2人。

イライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライライラ

とうとうイライラがMAXになったはやとちゃん。


ガチャッ・・・


バシッ!!  ペシッ!(←う?]

ドアを開け2人を叩いてみたものの気持ち良さそうに寝ている。

『・・・(起こした方がいいよね?じゃないと朝食食べれないし…)』

スピー。スピー。スピー。モゾッ。スピー。

『いーかげん起きてよ!!お兄さん?あっ…いいこと思いついた。』