婆ちゃんの恋物語

配給も、途絶えがち、出先で角材と交換して貰った粟と大根を、雑煮にしてくれたんやて。

「来年は、おせち料理が食べれたらええのになあ。」

「戦争終わったら食べれるで。もう、この戦争も終わりに近いはずや。燃料が、この国には、無いに等しい、あと少し、我慢や。」

「それって、戦争に負けるって事。?」

「勝てる訳ないんや。小さなこんな国が、でかいアメリカなんかに、金も資源も何もないんやから。」

「軍人さんの言う事ちがいますがなあ。憲兵に連れていかれますで。」

「憲兵も徴兵されて、おらんに等しいわ。ましてこの中におるわけないで。」