婆ちゃんの恋物語

うちが、紹介したら、鳩が豆鉄砲くらったみたいに、バタバタ慌てて、
えらい丁寧に挨拶して、一気に、思いをぶつけて話はった。

「お気持ちは、良くわかりますが、軍の事務方の事は、僕の一存で決めれません。
お家の事情も、ようわかりました。
疎開は、出来ませんが、勤務地で生活して貰う事は、可能ですが。どないしましょ。」

うちらは、二人で、また家で眠れるやろう、家から、また通勤やなあって、荷物持って行っても、また、持って帰ってくるのになあって話てたから、話の流れが、意外で、一瞬、ぽかんとしてたわ。

「此処に居るより、皆さんの傍に居った方が、安心や、ほな、すいませんけど、二人をお願いします。
病院から、家に戻れたら、また、連絡しますさかい。よろしくお願い申します。」