憧れだけやって思てた気持ちが、靖ちゃんに言われて、の恋に変わってたんに気づいてん、
でも、自分が薄情な人間なんやろかあって、書類を拾いながら思えて来てん。
「大丈夫やろか?。」
「大丈夫ですように、祈っとこ。それしか、今は出来ひんねんから。」
靖ちゃんも、書類を拾いながら、そう言うて、黙々と作業し始めたん。
その間も、余震が、有ったけど、直ぐに納まって。人間て、不思議やなあ。何度も同じ感覚が続くと、恐怖感も和らいで来るんやわ。
初めて空襲警報聞いた時は、心臓が飛び出る程、恐くて、不安で震えてたけど、幾度となく、聞いているいうちに、恐さは、薄れてたあの感じに似てたわ。
まあ、家の辺りが爆撃地区から、離れていたから余計やろなあ。
でも、体感は余震に慣れても、余震の度に、家はどうなってるんやろって、不安が増して行ったん。
「この板を斜めに、そうや、×に、釘で打ちつけて、巧、外の支え棒を一緒に、打ち付けに行くで。」
少尉が、三人の捕虜兵と巧さんに、外で指示してる声が、聞こえてた。
手を動かす事より、聞き耳に集中してたわ。
でも、自分が薄情な人間なんやろかあって、書類を拾いながら思えて来てん。
「大丈夫やろか?。」
「大丈夫ですように、祈っとこ。それしか、今は出来ひんねんから。」
靖ちゃんも、書類を拾いながら、そう言うて、黙々と作業し始めたん。
その間も、余震が、有ったけど、直ぐに納まって。人間て、不思議やなあ。何度も同じ感覚が続くと、恐怖感も和らいで来るんやわ。
初めて空襲警報聞いた時は、心臓が飛び出る程、恐くて、不安で震えてたけど、幾度となく、聞いているいうちに、恐さは、薄れてたあの感じに似てたわ。
まあ、家の辺りが爆撃地区から、離れていたから余計やろなあ。
でも、体感は余震に慣れても、余震の度に、家はどうなってるんやろって、不安が増して行ったん。
「この板を斜めに、そうや、×に、釘で打ちつけて、巧、外の支え棒を一緒に、打ち付けに行くで。」
少尉が、三人の捕虜兵と巧さんに、外で指示してる声が、聞こえてた。
手を動かす事より、聞き耳に集中してたわ。

