「こんな、人目につく場所で、喋ったらあかんなあ。」
うち、そう言いながら、なんでか、巧君の姿、頭から離れへんかってん。
少尉は、帰ってからも、なんや、忙しく出歩いてはったわ。
麻ちゃんは、その都度、気になって、大谷さんに聞くようにしてた。
「少尉は、本日も、篠山ですか?。」
「また、おまえか、少尉、少尉って、ほんま、あの左翼の何処がいいんや、ええ加減にせんと、軍部に話さなあかんなあ。」
大谷さんも、いい加減うんざりしはったんやろなあ。
軽く怒ってたみたいやわ。
「明日から、誰に聞いたらええんやろう。」
家に帰って、楽しみを失ったような顔して、離れのうちの部屋で、麻ちゃんが、ボソっと喋ったと同時に、警報が鳴ってん。
軒下の壕に、身を潜め、遠くか近くか、交互に地鳴りと爆音を、聞くだけで、悪寒が走り、冷たい汗が、ジワリと頬をつたってたん。
「最近、頻繁やな〜。」
うち、そう言いながら、なんでか、巧君の姿、頭から離れへんかってん。
少尉は、帰ってからも、なんや、忙しく出歩いてはったわ。
麻ちゃんは、その都度、気になって、大谷さんに聞くようにしてた。
「少尉は、本日も、篠山ですか?。」
「また、おまえか、少尉、少尉って、ほんま、あの左翼の何処がいいんや、ええ加減にせんと、軍部に話さなあかんなあ。」
大谷さんも、いい加減うんざりしはったんやろなあ。
軽く怒ってたみたいやわ。
「明日から、誰に聞いたらええんやろう。」
家に帰って、楽しみを失ったような顔して、離れのうちの部屋で、麻ちゃんが、ボソっと喋ったと同時に、警報が鳴ってん。
軒下の壕に、身を潜め、遠くか近くか、交互に地鳴りと爆音を、聞くだけで、悪寒が走り、冷たい汗が、ジワリと頬をつたってたん。
「最近、頻繁やな〜。」

