「あっ、夕紀ちゃんだ!」 「この前はありがとうございます。」 そう言って私が渡したのは、ミッキーの絆創膏。 この前もらったのと同じ絵柄。 「別によかったのに…」 「いえ、貰ってください。」 隆太はチラチラ私たちを気にしながらパンを選んでいる。