アリスはある部屋に置き去りにされていた。赤を基調とした内装、豪華だが目に痛い部屋。シェルの仕事部屋の一つなのだそうだ。
「はぁ~」
ため息ですら響く室内。女王陛下は仕事のため兵士達に渋々連行され、騎士様は何か運命の相手?を探しに出ていってしまったし、キティは何時までもいると一緒に住んでる人に怒られると帰っていった。
「はぁ~…」
アリスは一人ぼっち。
「……探索でもしようかな」
ソファーから立ち上がるとドアの方へ歩いていく。と、ガチャッと音を立てて誰かが中に入って来た。
「わっ!!?」
『…ッ!?』
カチャと頭に何かを突き付けられる。それが銃であることに少し経って気が付く。
『!!?…あ、アリス!!』
銃を突き付けていた人物が自分の名前を呼ぶ。作り物のように整った顔、超絶美形と言っても過言ではない抽象的な青年がたっていた。エースと同い年ぐらいだろうか、サラサラの白銀の髪に…
紅い、深紅のガラスの瞳
知ってる…
この瞳を、私は知っている。


