それから毎日のように景吾は教室に来るようになった。それも毎回、明美にちょっかいをだすからクラスでは付き合っているとまで誤解されていた。すると明美は友達に…

「明美?彼氏が来たよ~」

「違うよ!彼氏じゃないよ」

「またまた~照れなくていいよ」

「もう、嫌!」


そう言って教室から出て行った明美は屋上で時間を潰していた…


「何なのよあの男!毎回教室に来ては私に話しかけてくるし…彼氏ぶるなよ」



屋上に景吾が来た…


「いいだろう?別にどうせ時間の問題だよ」

「どこから、そんな自信があるのか知りたいわ」


すると景吾は明美の両手を押さえて強引にキスをしてきた。明美は抵抗したけど男の力に敵うわけがなく、何回もキスをされた…


「もう…止めて!」


景吾は止めようとしないで、エスカレートしていった。明美は立ってられなくなり座ってしまった。そして景吾に言った…

「本当に最低な男だね」

「俺には最高な言葉だな」

「何を言ってもダメなのね」

「ああ、明美は俺の姫だからな(笑)早く俺を好きになれ」


景吾はそう言って何処かへ行ってしまった。残された明美は…

「あんなキスは初めてよ!何なのよ~ありえない…そんな事は…」

明美は景吾のキスが忘れられないでいた…