「あっくん……

私が送って行きたいから…」


あっくんの隣歩くの好きだから…。


「だから送って行くって言ってるんだよ?」


あっくんのことが好きだから…。












「……そう…

じゃぁお言葉に甘えて


送ってってよ椎菜ちゃん」

「うん!!!!」


私はコートを羽織って階段にいるあっくんの所に駆け寄った。

そしてさり気無くあっくんと腕を組む。