白い月〜destiny〜

しばらくたって 僕はようやく口を開いた。

「僕は…寿命が百年縮んだ思いだったよ。」

「ごめんなさい…。」

美月は俯いている。

すっかり落ち込んでいるようだ。


僕は心の中でクスクス笑いながら 真面目な顔で美月に言った。

「これは…とても悪質ないたずらだ。」

「うん…。」

「考えたのはあの二人だとはいえ…君も断らなかった。美月は共犯だ。わかるね?」

「…はい。」


僕は大袈裟な溜め息をついた。

「悪いけど…僕は美月を許すことはできないよ。」