その心、弟に読まれた。 「お姉ちゃん、横になる?」 「いいの?」 「いいけど?」 弟の、なんで僕の許可がいるの?という顔。 鈴璃は、カーペットの上に寝転んだ。 うつ伏せで、弟に背中をまかせる。 弟は、寝転んだ鈴璃のぴったり横にすわり、背中と腰をマッサージしてくれる。 「ふうぅ」 鈴璃の全身から力が抜けていく。 このまま寝てしまいそう。 だけど寝てしまうと夕食の準備が……。 鈴璃は至福の中で、全力で睡魔と戦う。