専用のアンダーウェア。 長めの靴下。 ちょっとふわりのスカート。 おおきくふわりの上着。 「草壁さん、これを頭に」 「こう?」 集中して始めれば、着けるのは早い。 ほどなく、 メイド風味ウエイトレス鈴璃が完成。 一同、 鈴璃から一歩下がって息を飲む。 「これは」 「うん……」 「なに?どこか変?」 一同の熱すぎる視線に、自分を見る鈴璃。 フリルのついた襟に手をあて、 顔を下げたとたん厳しい声があがる。 「草壁さん、顔をあげてっ、手はそのままっ」