2-5 鈴璃の招待状 そんなわけで、今日の夕食は高志が見守る横でつくるスパゲティ。 鈴璃は、手伝いたがる高志に満足する程度に手を出させ、サラダとスープも加えてつくる。 「ふふふ~」 スープの番をまかされて嬉しそうな高志。 子供のころのあの顔で、鍋の中をおたまでかき混ぜている。 「おいしそうだね、お姉ちゃん」 なんの計算もない弟から姉への言葉。 「火はもう少し強くしたほうがいい?」 「そうね」 訊かれて、鈴璃はそっと高志の頬に顔をよせる。