香織は両腕を組んでいばりんぼポーズをとった。 鈴璃はあきれる。 「どうして香織が他所のクラスの企画を?やりたかったら自分のクラスで提案しなさい」 ちちちっ。 立てた指を左右にふって、香織はまた威張る。 「私達のクラスはカフェレスト。他の企画をやったら、鈴璃のウエイトレス姿が見れないじゃない」 「その通りっ」 向こう側で、拳を握って立ち上がる会長。 「仕事っ」 すぐさま副会長に張り倒された。 「ごめんね」 また謝られて、 「仕事続けてね」 お願いされた。