「行き過ぎ、戻して」 「うん」 戻されるライト。 これも行き過ぎて、鈴璃からは外れる。 「高志」 「なあに?お姉ちゃん」 「中に入っていいから、きちんと私に光りをあてて」 「えええっ!」 高志の声が裏返る。 「で、でも、お姉ちゃん、裸でしょう?」 「お風呂なんだからあたりまえでしょう」 「じゃあ、お姉ちゃんの裸、見えちゃうよっ」 「見ればいいから明るくして」