「場所は?」 鈴璃は移動予定場所を告げる。 「武器と必要な人数は?」 「武器はいらない。人数はお腹がすいている人が3~4人ぐらい」 もっと多くてもいいのだが、これ以上の数を言うと二桁の大集団を引き連れてくる可能性がある。 「おけっ、調度よかった。本当にすぐに行くね」 電話からは、香織が駆け出す音、誰かを呼ぶ声。 電話を繋げたまま、本当にすぐ来るらしい。 頼もしい友達だ。 鈴璃は、問題の解決が見えてほっとする。 ほっとしたならば、自分のすることは弟と一緒に確実な場所確保だ。