両親も、そんな弟をちょっと離れて見ている。 ふたりそろって、鈴璃と同じく状況を楽しんでいる。 と、 「こっちにも来てくださーい」 「お土産用意しましたー」 またまた、さらに隣の店から受ける誘い。 すでに品を袋詰めにしていて、わざわざ店の前に出ていて鈴璃たちを呼んでいる。 「また、呼ばれたよ」 「そうね」 ここまで表立って誘われると、いかざるをえない。 鈴璃は、弟に荷物を持たせまま誘いを受ける。