死に神の涙

「つまんなぁいの」

その声の主である子供が下を見る。
警察が取り残された男を運んでる最中だ。

「あんな邪魔が入らなければ最後まで楽しめたのになぁ。にしても…彼は莞爾か。ふむ…」

子供がポケットから四枚紙を出す。

子供が一枚ずつ読み上げる。

「莞爾、七海、宇佐兎…か。中々楽しめそうな面子だな」

子供が最後の一枚を読み上げる。

「そして…苅麻。君は逃がさないよ。さぁ、ショウの始まりだ」

風が一吹きすると既に子供の姿は無くなっていた。