突然震えたケータイ

ディスプレイには

大スキな名前



『今何してた?』


───キミの事考えてた

そんなこと言えなくて



『何か…声聞きたくなって』


───あたしもそう思ってた



他愛のない話しも

キミとだから

大事な時間に変わって


声だけ聞けば

明日逢いたい

その想いが強くなった



ねぇまた明日

今は見えないキミの笑顔を

直接見たいから