「だから!ほら、今度の記念日にでも。ね?」 「…あ、陸の誕生日。」 そうだ、今月の15日だもん。 いけない! 忘れてたよ! 「へえ~…誕生日。チャンスね。」 一瞬由香の目が光ったのは…気のせい? そしてなんとも言えない何かをたくらんだような顔。 「プレゼントはあたしよっ★とか言って…」 なっ////// 「由香のばかああ~~!!」 もうっ! 何考えてんのよ! 「何よ、冗談でしょ。でもそれくらいしてあげないとさすがに可哀想でしょ?」 う… そうかもしれないけど…