Sweet Candy ~誕生日大作戦~





「そりゃあ、ななと居れば確かにそういう感情は俺だってあるよ?」



それは当たり前、

とうなづく陸。



「けど、大事な彼女だからそう簡単に手、出したくないの。わかる?」



「…ん。」



「SEXとかはさ、簡単にしていい行為じゃないだろ?」



そっか…


そうだよね。



流されてやっちゃいけないんだ。





「うん。そうだね、陸の言うとおりだよ。ごめんね…?」



あたしって本当バカ。



陸がどれだけあたしのこと大切に思ってくれてるかなんて…考えたこともなかった。




すごく大切にされてるんだ、あたし。






「ありがとう、陸。大好き!」



ギュッとしがみつく。



「ん、俺も。」



そしてギュッと抱きしめ返してくれる陸がいて…




あたしって本当幸せだなあ…






そう実感できた陸の誕生日。




いつか、あたしも陸と大人になる日がくるのかなーなんて。





それはきっとまだ先のことかもしれないけれど。





幸せなんだろうなって、考えただけでも心が弾んじゃう。















「けど…本当は俺、いつでもしたいから!」





…もう!///




雰囲気ぶち壊しだよー!


陸のばかー…!










「ま、俺はななといれるだけで十分幸せだけど。」




「あたしも!」










最高に幸せです。













END






⇒おまけ