「もう…ダイはいつも周りの人の事ばっかりだね。今日は私ダイの事心配だったから来たの。学校で冬希にも私にもずっと気を使ってるから…大丈夫?」 ダイは微笑んで私の頭をくしゃくしゃっとした。 「ありがとな。俺は全然大丈夫だから気にすんな。俺の事なんかよりナツは大丈夫なのか?」 「ありがとう。私も全然大丈夫だよ。」 私は嘘をついた。