「知春から真季君の事聞いてたかしら?」 「…はい。」 「真季君が亡くなった後知春はあまり話さなくなったわ。 ずっと不安だった。 真季君の後を追ってしまうんじゃないかって。 でもある日この子が嬉しそうに話すの、風夏さんの事を。 信頼できる友達ができたんだなって 私もすごく嬉しかった。」