ボフッ
「ぁ~落ち着く」
やっぱベッドは最高だな。

トントンッ

「優だけど」
うぇっ!?
あたしは飛び起きて、
すぐドアをあけた。

「どしたのっ!?」
「さっきごめん」

今、謝られると
泣きそうになってくる。

「大丈夫だよ?」
「あと・・・」

優の口から衝撃的な
言葉が発した。

「好き」
「・・・はぃ?」
「・・・好き」

ほっぺをつねる。
「・・・痛い」
「何やってんの」
そう言ってあたしの頬を
さすってくれた。

「俺と付き合って」
「・・・ぅん」

反射的に出た言葉。

だけど嬉しかった。
幸せすぎてこわかった。

今、最高に幸せ。
優と微笑み合えることが。