「ここが最後」

白のプレートだ。

「優?輝だけど開けてもらっていい?」

ガチャ
「うわっ!」
思わず顔を背けた。
だってこの人・・・
上半身裸なんだけど・・・・

「優~寝るときは何か着なよ」

「・・・眠かった」

そしてあたしを怪訝そうな顔で見た。

「今日から寮に入る綾乃ちゃんねっ」

「・・・どうも。優」

挨拶して名前をボソッと。
「あー気にしないで綾乃ちゃん。
優は女嫌いなの」

「・・・そうなんだ」

それはそれで少しへこむかも。

あたしが治してみせる!
とか思ってみたり。

「じゃあ優またね」

「あっ僕の部屋は赤のプレートね。
綾乃ちゃんの部屋は空と遥の間。
あとこれプレート」

ぴんくのプレートを貰った。

自分の部屋に入る。
けっこういい部屋かも。

片付けはまた後でとして
ベッドに飛び込んだ。

そして眠りに落ちた・・・