空のことを考えながら
部屋に戻った。

「ん~~~~」
うなりながら寝た。

それから3日なんて
あっという間だった。

「ってか何着よ、
てか何女みたいなこと
考えてんだろ」
とりあえず普段女の子から
うけがいい服着て玄関に向かった。

「お~遥、
相変わらずかわゆいねぇ」
おれのあたまを触るこの人。
「なんか優雅気合入ってるね」
「遥に呼び捨てかぁ・・・
俺慣れるかなぁ」

そう言って苦笑いした優雅。

ってかまじでおしゃれって感じ。

俺最近優雅に性格似てきた様な。
前の俺じゃなくなってきたなぁ・・・

「うわ~遅くなってごめんっ」
パタパタと走りながら
綾乃ちゃんが来た。

・・・可愛い。

「さっさと行くぞ」
「分かってるって!!」

俺らは待ち合わせの
近所の公園前に来た。

このときはまだ、
このデートが
俺にとって最悪な
デートになるとは
少しも思っていなかった。