「彩香の相手ちょっと
変態男なんだけどいいと思う!?」
「男嫌い治すのにいいんじゃない?
もしなんかあったらフォロー!」

それでいいのか?
よし!優雅に絶対変なこと
すんなって言っとけば・・・いいかな。

「じゃあ今日みんなに聞いてみる!
まなは遥に聞いてみてね!」
「りょ~か~いっ♪」

キラキラの携帯を取り出し
すばやくカチカチ打ち出す。

「・・・はぁ~」
彩香が小さく息を漏らす。
「大丈夫?何かあったら
あたし助けるからっ!!」
「綾乃ちゃん~・・・」

本当に優雅で大丈夫かな・・・
めっちゃ不安になってきた。

「綾乃!3日後いいって!」

そう~っと彩香を見ると。
そんなすぐ!?って顔だった。

「じゃあ残りの2人にも
聞いておくねっ」

今日の授業は彩香と優雅のことで
頭がいっぱいだった。

放課後ー
今日は優と来たから
優と下校。

「優?3日後なんだけど
ちょっと付き合ってくれない?」
「いいけど・・・何で?」
「友達のデートなんだけど
最初だけあたしともう1人の子も
着いていくから
一緒に来てくれないかなって」

「もう1人の子は?」
「優雅に頼むしかない・・・」
「ふ~ん、まぁ俺はいいよ?」

あたしはすっごく嬉しくなった。