「っ・・・」




未だに、涙が止まらない。


なんてかっこ悪いんだ俺は。




更に時間がたつと、


ようやく涙も止まってきた。



「ごめんな、輝。

もう平気。ありがとう。

おやすみ」


「・・・おやすみ、

無理するなよ、空」



輝の言葉に右手を挙げて、

自分の部屋に向かった。



バフッ




ベッドに飛び込み、


すぐに眠りに落ちた。



そして俺は夢を見た。




懐かしい夢を。