ん~輝に好きな人、かぁ・・・
叶わない恋?
まさか綾とか・・・?

いや、輝に限って
そんなことはないかな・・・

んー気になってきた。

そう思いながらトイレに行こうと
立ち上がった瞬間、

「・・・ん」

急に頭が

「やべ・・・」

ちゃんと寝てなかったからかな。


バタンッ




ここでふと昔の記憶が
よみがえった。


お母さん?行かないでよ・・・
俺を置いていかないで・・・

見捨てないでよ・・・


同時に愛しい彼女も
頭に浮かんだんだ。

・・・綾。

ここで俺の意識は途絶えた。