コンコンッコンコンッ
「空?くーうーっ!」

「ん~」
眠い・・・
てか輝じゃない?

そう1人で考えてると、
ガチャ
「ぉじゃましま~す」

小さな声をあげて誰かが入ってきた。

そして俺をゆすった。
「空~っ!」
「何?」
「うわっ!!」

そう悲鳴を上げ床に転んだ。

「も~起きてるなら返事してよね!」
頬を膨らましながら言う。

「あーごめん?」
「なんで疑問系なの!?」
「ごめん」
「いーえっ!笑」

綾乃はへへっと笑った。

「朝飯できたの?」
「あっそうだよっ!」
「分かった。綾乃は?」
「あたしみんな起こしてこないと!」