Comfortable

______あたしが全部話し終えたとき、外はもう真っ暗になっていた。


「へー、美月が刹那のことを好きね・・・」


あたしの顔を見つめながらそう言う真綾は何か知ってそうだったけれど何も聞けなかった。


「ま、気づいてなかったのはお前だけだな」


少し可笑しそうに笑う会長にムッと着たけど何も言い返せる言葉が見つからない。


「会長とかは気づいてたんですか?」


あたしは,緑茶の入ったコップを両手で包み込むようにしながら聞いた。