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2.3人もいない静かな朝の教室であたしは自分の窓側の席につきシャーペンを右手で持ち問題集と向き合っていた。
結局、樹とバイバイをした後・・・
何も考えたくなくてすぐ眠りに付いたからか早く起きた。
家に居たら何か余計なことを考えそうだから早く学校に来たのはいいものの・・・
まだ朝の7時30分だからかほとんど教室には誰も居なく・・・
はあ・・・と溜め息をつき窓の方に視線をずらせば、朝練をするために早く登校してしてきている生徒の姿が見えた。
「あ、結花っ、今日は朝練でないのー?」
1人で窓を見たら真綾があたしの傍まで来てくれていた。
「あ、うん。なんだか気分が乗らなくてさっ」
あたしがそう笑いながら言えば真綾は「刹那とどうなったの?」と聞いてきた。
「え、なんともないよ?」
あたしがそういえば真綾は少し考え込むように黙ってしまった。
真綾は何か知ってるのだろうか。
刹那のことを。
「ねえ、真綾」
「ん?」
「美月って刹那のこと好きなの?」
あたしがそう聞けば真綾は大きい目をさらに大きく開けて「何で知ってるの?」と言っていた。
「え、なんとなくだよ」
あたしはそう笑って誤魔化すようにして言った。
やっぱり笹山のいう事は本当だった。
どんどん悩み事が積み重なってどんどん重くなっていくのがわかった。
早くこの重みをなんとかして軽くしたい・・・。
2.3人もいない静かな朝の教室であたしは自分の窓側の席につきシャーペンを右手で持ち問題集と向き合っていた。
結局、樹とバイバイをした後・・・
何も考えたくなくてすぐ眠りに付いたからか早く起きた。
家に居たら何か余計なことを考えそうだから早く学校に来たのはいいものの・・・
まだ朝の7時30分だからかほとんど教室には誰も居なく・・・
はあ・・・と溜め息をつき窓の方に視線をずらせば、朝練をするために早く登校してしてきている生徒の姿が見えた。
「あ、結花っ、今日は朝練でないのー?」
1人で窓を見たら真綾があたしの傍まで来てくれていた。
「あ、うん。なんだか気分が乗らなくてさっ」
あたしがそう笑いながら言えば真綾は「刹那とどうなったの?」と聞いてきた。
「え、なんともないよ?」
あたしがそういえば真綾は少し考え込むように黙ってしまった。
真綾は何か知ってるのだろうか。
刹那のことを。
「ねえ、真綾」
「ん?」
「美月って刹那のこと好きなの?」
あたしがそう聞けば真綾は大きい目をさらに大きく開けて「何で知ってるの?」と言っていた。
「え、なんとなくだよ」
あたしはそう笑って誤魔化すようにして言った。
やっぱり笹山のいう事は本当だった。
どんどん悩み事が積み重なってどんどん重くなっていくのがわかった。
早くこの重みをなんとかして軽くしたい・・・。
