髪乱れてない?
服乱れてない?
病室の中から笑い声が聞こえた。
あ、高遠先輩の声も聞こえる。
大山先輩、思ってるほどひどくないのかも。
よかったぁ。
あたしは、病室の扉を開け中へ入った。
「何言ってんだよ」
と、笑いながら、ベットに横たわっている大山先輩。
「お前がアホなこと言うからだろ」
と、高遠先輩。
「まぁ何にせよ。元気そうでよかったよ」
と、鮎川さん。
「だから言ったでしょ?死にゃしないって」
と、祥子先輩が言った。
あたしが入ってきたのに気付いて。
「欄君も大変だったね」
と、鮎川さんに言われてた。
「あ、いいえ。私なんて、大山先輩に比べたら全然……」
そしてあたしは、大山先輩の前に立ち。
「大山先輩、かばってくれてありがとうございました。このご恩は忘れません」
と、深々とゆっくりお辞儀をした。
「なぁに言ってんのよ。当たり前のことしただけよ。謝ることなんてないのよ」
と、祥子先輩。
「欄君の気持ちじゃないか」
と、鮎川さん。
「愛だろ愛」
と、小声で高遠先輩。
あたしは、お辞儀をやめ大山先輩を見た。
頭に包帯がぐるぐるに巻かれていた。
「本当にありがとうございました」
もう一度お礼を言った。
「え?誰?」
大山先輩の口から出てきた言葉だった。
次の言葉は。
「助けた?俺が?」
あたしの頭の奥がグラッと揺れた気がした。
大山先輩は、笑ってはいなかった。
「大山先輩?」
聞き間違いかと思い、あたしは大山先輩を呼んでみた。
「タカ・・・。ちゃんと説明しろよ」
大山先輩は、あたしの言葉を無視して高遠先輩に声をかけた。
一瞬にしてあたしの、いや皆の表情が強ばった。
「い、いやぁねぇ。大山さんどうしたのよ。欄ちゃんじゃない。何わざと知らないふりしてるのよ。悪質よ」
祥子先輩が何とか言葉を発した。
服乱れてない?
病室の中から笑い声が聞こえた。
あ、高遠先輩の声も聞こえる。
大山先輩、思ってるほどひどくないのかも。
よかったぁ。
あたしは、病室の扉を開け中へ入った。
「何言ってんだよ」
と、笑いながら、ベットに横たわっている大山先輩。
「お前がアホなこと言うからだろ」
と、高遠先輩。
「まぁ何にせよ。元気そうでよかったよ」
と、鮎川さん。
「だから言ったでしょ?死にゃしないって」
と、祥子先輩が言った。
あたしが入ってきたのに気付いて。
「欄君も大変だったね」
と、鮎川さんに言われてた。
「あ、いいえ。私なんて、大山先輩に比べたら全然……」
そしてあたしは、大山先輩の前に立ち。
「大山先輩、かばってくれてありがとうございました。このご恩は忘れません」
と、深々とゆっくりお辞儀をした。
「なぁに言ってんのよ。当たり前のことしただけよ。謝ることなんてないのよ」
と、祥子先輩。
「欄君の気持ちじゃないか」
と、鮎川さん。
「愛だろ愛」
と、小声で高遠先輩。
あたしは、お辞儀をやめ大山先輩を見た。
頭に包帯がぐるぐるに巻かれていた。
「本当にありがとうございました」
もう一度お礼を言った。
「え?誰?」
大山先輩の口から出てきた言葉だった。
次の言葉は。
「助けた?俺が?」
あたしの頭の奥がグラッと揺れた気がした。
大山先輩は、笑ってはいなかった。
「大山先輩?」
聞き間違いかと思い、あたしは大山先輩を呼んでみた。
「タカ・・・。ちゃんと説明しろよ」
大山先輩は、あたしの言葉を無視して高遠先輩に声をかけた。
一瞬にしてあたしの、いや皆の表情が強ばった。
「い、いやぁねぇ。大山さんどうしたのよ。欄ちゃんじゃない。何わざと知らないふりしてるのよ。悪質よ」
祥子先輩が何とか言葉を発した。

