「お~、君はあの時のおっちょこちょいBOYじゃないか」








あの女がいた。




「久しぶりだね。もう携帯忘れてない?」

「忘れてねぇよ。馬鹿にしてんのかてめぇ」

「あら口の悪い事!お母さんあなたをそんな風に育てた覚えはないわよ!」

「どうやらそれは勘違いみてぇだな。現に俺はこうなってる」

「わ~ノリいいね!君は絶対芸人になるべきだ」

「嫌だね」

「そこもノッてよ!」





何だこれ。

あって早々にこの会話。





ぜってぇおかしい。



近くにいるババァも変な目でこっち見てるし。








「お前何しにここ来たんだ」

「何って、本読むためでしょ。それくらいちょっと考えたらわかるじゃん!君頭大丈夫かなあぁ~?」




こいつ本気でぶっ飛ばしてぇ…!