それから…数日後。


『愛羅~ちょっと来なさ~い』
と鮎川先生。


嫌な予感…

「はぃ…」
と私。


『頑張ってねッ♪』
とニコニコしながら言った和輝。


「くたばれ…」
と睨みつけて言った。

だけど…ニタニタしてる。
性格悪いねぇ~
まったく。



そして、職員室。

『愛羅~何言われるか解ってる?』

「出来れば、解りたくないです…。」

『はぁ~…居眠りしてたんでしょ!?』

「気付いてたのね…。」
『馬鹿。』
と鮎川先生。

「すいません…」

『まぁ、いいや』
…!
「あゆちゃん♪ありがと~♪♪」

と喜ぶ私。

『ただ、平岩先生が何て言うかね…』

「大丈夫ッ♪」

『…。』


「失礼しましたぁ♪」

↑↑おっしゃーッ!↑↑

平岩なんて色気使っとけばなんとかなるよ!

【悪い奴(笑)】


それから…


『横山ッ!』
と平岩先生。
「はい…?」

と言って先生の元へ…

『お前、テストの点ヤバいぞ』
きたな…
「はぃ…」
『なんか…あったのか?』

実はですねぇ~…

なんて話すかッ!ボケッ!!「いえ…」

『そうか…』

「はい…」
何?この空気…


すると…
『先生~居残りで勉強させた方が良いんじゃないですか?』
と和輝。

は…?

『そうだな…。よし!そうしよう!』

「いや!でも…」

『今日からな!』
と勝手に決めた先生。

はぁ~!?

『良かったね♪』

このクソガキーッ!!


……。

『今日も明日も明後日も居残り頑張ってねッ♪』
とルンルン♪しながら言った和輝。


「ふざけるなぁーーッ!!」
と…寂しく1人叫ぶ私。
最悪…。


、、、。
『さて、帰ろうか!!』
『だね!!』
とか
『今日、カラオケ行こうよ!』
『いいねぇ~♪パーッとしよっか!!』
『じゃあ、早く行こ♪』