そして、席替え当日。

あっという間に席替えの日になっていた。


『今日、席替えだぁ~』

「ん~だね~」
と適当に言う私。
『…ちょっと!また寝不足?』

「ンふふふ…せーかいッ♪」

『バカッ!』

「ほ~ぃ」
とショボショボする私。

ッま。いつもの事だけどね~(笑)


……………


「じゃあ、くじ引きね!』

ゲッ…
く…くじ引き?!
最悪。私…くじ運悪いんだよなぁ~。

『ちゃっちゃと引いてねぇ~』
と鮎川先生。

そして、私の番…

【変な人の隣になりませんよーに…】
と願った(笑)


そして、全員が引き終わり…

『じゃあ、せーので開いてね!!』

『「せーの」』


そして…


『うわーッ!俺席変わってねぇ~!!』
とか、
『やったッ♪好きな人の隣だぁ♪』
って声が聞こえた。

『愛羅、席どこ?』
「えっとねぇ~、窓側の一番後ろ!」
『マヂ?!アタシ、愛羅の前の席だぁ♪』
「ンふふふ…私達、運命かもね…♪」
すると、
『やめて!気持ち悪い』
と即答で言われました。

「何よ~ぶぅ~」

と拗ねてもシカトされた、愛羅でした。



悲しーーーッ!




移動して、すぐ授業が始まった。

けっこう良い席♪
風の通りも良いし!最高↑しかも…
って思った時…

『愛羅、良かったね!そこの席。』
と桃美。
「ん♪」

『嬉しいでしょ?授業中お構いなく寝れるし!』
と嫌みっぽく言った桃美。


う゛ッ……


「アハハハ~……」

と笑ってない笑顔で笑う私。

『ンまっ。アタシがノートとるからいいけどね!』
「…」

『アタシってやっさし♪』
「ごもっともです…」
と私。


桃美様…貴女は時々悪魔のような人になります…。正直…怖い……