妹とお母さんは一言も話さずとぼとぼと足を進める。 僕も続く。 それにしても何処へいくんだ? お母さん達まったくは僕に気付いてない。 それに梨紗のみになにかあったのかも知れない。 フッと、自分の腕を見た。 「あれ?」 去年、梨紗に貰った時計にひびがはいってる。