ティナにたっぷり血を飲ませるとレオンは身体の力が抜けていく感覚に陥った。


それは疲れからの脱力感ではなくこのままティナを愛してしまいそうなほどこみ上げる気持ち。


ティナに吸われると気分が良くなる。


血を飲んだティナはレオンの肩に頭を置き、子供のように眠ってしまった。


その寝顔を見てフッと口元を緩ませる。


(君が生きていてくれて嬉しい・・・)


華奢な身体を横たわらせるとティナの身体を離したくなくなる。




「アメリア、少し休む事にする」


レオンはアメリアに言うとティナの隣に身体を横たえた。