「黛亀ありがとう」

「美鵺のためじゃん★
お前は俺の彼女だから当たりまえだ」

「え?」

「もうお前は俺の彼女だろ!」

「黛亀.....」

「絶対結婚しよう」

黛亀は私が子供を産む前に結婚する事を決めてくれた。
結婚式の費用を稼ぐためにバイトをして稼いでくれた。
悠の子供なのに....
まるで自分の子供を可愛がるかのように
私のお腹に耳を当てて微笑む。

私はなんて幸せなんだろう。

神様から2つの宝物を同時にいただいた人など私しかいないと思う。

私はある決意をした....