「私みたいな
がさつな奴に
ふさわしいのは
優しくて温かい
悠だけよ!」
私は涙が止まらなかった。
ただ辛くて悲しかった。
「お前はすごいよ
お前みたいな女
悠にはもったいねぇ」
「だから?」
「俺についてこいよ」
「....」
「ダメか?」
「じゃあ私と
怠慢はってよ」
「は?」
「勝った方の願いを
負けた方が叶えるの」
「いいよ
わかった」
「明日の夜12時に
この場所でね」
「は―い
美鵺ちゃんまたね★」


どうしょう....
明日の12時って
言ったけど
今日の夜じゃん!!!
どうしょう
どうしょう
人数でなら勝てるけど...
それは卑怯に
なっちゃうし....
ってか女対男の時点で
卑怯だけど...
申し込んだの
私だし...

勝つために
いろいろ考えなきゃ!