7日目の恋





「あ、ここです。」


あっという間に家に着いていた。


急に寂しくなった。



「了解!!」

「それじゃあ…今日は本当にありがとうございましたッ」


私が車を出ようとした瞬間……








「あッ!!桜井ッ!!」



………

???









「今日あげたプリントの宿題しなくていいから」


え?!


「なんで?」


「お前に新しい課題考えたから♪」




あ…新しい課題???!!!




もしかして、まだ増えるのーッ????!!!!



「桜井の新しい宿題は……今抱えてる悩みを笑顔に変える事!!」


え……


「時間はかかってもいいから…絶対だぞ?」

又…先生は私の頭をポンポンって…


「……分かりました…」


何故か苦しくなった。


自分の胸が…


又、ギューって…


「明日の授業、遅れんなよ~…じゃあ、お休み」




「お休みなさい…」








桐谷先生の車を…



見えなくなるまで見送る










私がいた。