7日目の恋




「…先…生?…」







そこには、桐谷先生の姿があった。







「え…なんで??」







「ちょッ桜井!!何してんだ?!こんなとこで…こんな時間に…」









先生…。






又、涙が出そうになった。








「先生こそ…何してんの?」


「えー…先生は家この近くだから、コンビニで夜食を…って、先生の事はいいからッ!!とりあえず、そこ出てこい。」






こんな時に…
話しかけられたら…

私…。


「………。」




「ほーら!桜井ッ…」








グイッ









桐谷先生の大きな手が私の手を強く引っ張った。








「先生…手温かいね…」


「お前が冷たすぎなんだよ」










そのまま、先生の車の助手席に乗せられた。






















温かい…。