7日目の恋




それから竜君の家まで行くのは簡単ではなかった。







通りすぎる人に道を聞いて―…





歩きまわった。





















「ついた…」












もう夜の10時を過ぎていた。














ガチャ…





「竜ー!!舞だよッ」








竜君の家は親がいない。





仕事で全く帰ってこないのだ。















「おせーよ!!」







「ゴメンね…道に迷っちゃって。…」








家に入る。








「舞さー…今まで、遊んでたんだろ?!いいよな~お前は…」








は??




遊んでた????


なにそれ…。







「男遊びもさー…程々にしろよな~!!変な噂たってるしよー…」









「……何それ…。遊んでた?ハァ??」





又だ…。
目が熱くなる。

なんで…そんな事言うの??






「ふざけんなよッッ!!!男遊びって何それ!!…変な噂って…好きでそんなの流れてんじゃねーんだよッ!!」

気づけば、竜に怒鳴っている私がいた。

ヤバい…
泣きそう。