「あ~…うん…俺は桐谷陽て言います~。よー知ってたなぁ~ あーでも座席表に書いてたかあー」 その人は1人で喋ってる。 私は呆然としちゃってる… だって… あの人が… 黒髪の… あの先生が… 気になってた 人が横に座って喋ってるから… 「でも…先生て付けてほしかったなあ~」 … その言葉で思い出す。 さっき私が 桐谷って先生のこと…呼び捨てで呼んでしまったことを…