「桜井~悩み事かあ?お前は忙しいやつだなぁ」
桐谷先生が…
桐谷先生の
黒い瞳が私を見る。
「先生…どうしてだろ…なんかね、胸がモヤモヤする…何なんだろう?」
桐谷先生を見てると…
私…
変になるんだよ…
「桜井……」
桐谷先生の顔が一瞬曇ったように見えた。
「んー…そうだなあ…とりあえず、飯を食え!!何も考えず。そしたら、その内治るよ」
「わかった…」
ご飯かあ…
そーいや、最近あんまり食べてないカモ。
「あ!!そーだ桜井!今日の授業全部終わってから、少し塾に残れる?!」
??
先生と又、目があう。
「大丈夫だけど…何ですか?」
「秘密~」
先生が人差し指を立てて笑う。
無性に可愛く思った。
又だ…
胸が苦しい…。
