ラブレター

それでもやはり加藤君の活躍は知っていた。


中学生になっても彼は素晴らしく、有名人の名に恥じない成績をおさめた。


一度見たテレビで放送された加藤君の姿は、体格も一段と男らしくなり、滑りもダイナミックで磨かれていた。


しょっちゅう海外遠征に行ったり、オリンピック選手と練習したりしていて、私は以前よりも深く加藤君との距離を感じた。


でもなぜか淋しいというより、ほほえましく思えた。


加藤君は頑張っている。

加藤君はずっと変わらず進歩していってる。


そのことが、素直に嬉しかった。