講堂に入ると
在校生達の拍手で
迎えられた。
中学の時とは 比べものにならないほどの規模でまさに人気の高い高校だった。
生徒会長の挨拶になった時、杏は驚いた。
・・・先輩!
そう 憧れの陸上部の先輩が壇上にいた。
神崎 龍也
杏は中学の頃より、
さらに素敵になった先輩を見て 複雑な思いがよぎった。
元々 彼がいるから
この高校を選び、受験したわけだから。
懐かしい記憶が
甦った。
陸上部では、男女一緒にトレーニングをしていたので、杏はよく神崎のそばにいる事が多かった。
もちろん 足の速い杏は 常に大会のメンバーに選ばれていた。
先輩からアドバイスを受けたりする機会が増え
いつしか、神崎を好きになっていた。
高校でも陸上部に入るつもりでいた杏は先輩に会えるのを
心待ちにしていた。
今 憧れの先輩は、
生徒会長として
杏の心をまた
ときめかせてしまった。
在校生達の拍手で
迎えられた。
中学の時とは 比べものにならないほどの規模でまさに人気の高い高校だった。
生徒会長の挨拶になった時、杏は驚いた。
・・・先輩!
そう 憧れの陸上部の先輩が壇上にいた。
神崎 龍也
杏は中学の頃より、
さらに素敵になった先輩を見て 複雑な思いがよぎった。
元々 彼がいるから
この高校を選び、受験したわけだから。
懐かしい記憶が
甦った。
陸上部では、男女一緒にトレーニングをしていたので、杏はよく神崎のそばにいる事が多かった。
もちろん 足の速い杏は 常に大会のメンバーに選ばれていた。
先輩からアドバイスを受けたりする機会が増え
いつしか、神崎を好きになっていた。
高校でも陸上部に入るつもりでいた杏は先輩に会えるのを
心待ちにしていた。
今 憧れの先輩は、
生徒会長として
杏の心をまた
ときめかせてしまった。

